東京近郊で乗馬体験がしたい!山梨県北都留郡小菅村の「うまカフェ」

東京近郊で乗馬体験がしたい!

友達や家族と気軽に遊びに行ける場所が、東京の自然豊かな奥多摩でした。キャンプ場や湖、ダムがあり、東京都は思えない山の奥。

馬が好きなので、奥多摩に行ったついでに乗馬体験ができるところを探しましたが、奥多摩には無いことが分かりました。

令和元年6月3日、平日の休み。GoogleMapで探してみると、「うまカフェ」と書いてあり、ホームページを見てみると乗馬体験もできることが分かり、場所は奥多摩の端の小河内の先の山梨県北都留郡小菅村という場所ですが、奥多摩駅から一本道でなんとか行けそう!小菅村は最近若者の移住が多いそうで、特産品のワサビやジャガイモ、キャンプ場の特集等でテレビにも取り上げられていました。

 

車で行ったのですが、奥多摩湖を通る道が2車線のくねくね道。慣れていないと運転が怖いという印象ではありますが、湖に沿った道なので、大きな山と綺麗な湖畔の景色を楽しみながらのんびりドライブ。

奥多摩周遊道路へ曲がるT字路をまっすぐ行ってしまうと山梨県の別の村「丹波山村」からもっと険しい峠道を通り塩山・甲府に出てしまうので注意。

そこから5分ほど緑に囲まれたカーブをいくと、東京都と山梨県の県境、小菅村へようこそ!の看板が見えて初めて目にするログハウスの放牧場に、茶色と白の牛柄の可愛い馬がいました。

ちなみに奥多摩駅よりバスを利用すると、1時間に1本しかなく、「小菅の湯」行きで50分の運賃は1000円とお高くついてしまいます。

タクシーでは5千円ほどかかるそうです。最近、圏央道が開通したこともあり、自家用車をおすすめします。

Rivendale Horse Clubうまカフェ

思ったより近く、ログハウスも馬も可愛い。駐車場が広いのですが、隣接している「すずめのお宿」と共有だそう。

乗馬して宿にも泊まれることを知ったので今度の休日は計画を立ててみよう。

定休日は火曜日と木曜日で、普段の営業時間は11:00~17:00。早速、お邪魔してみると、「うまカフェ」が営業していました。

オーナーさん女性一人で経営されているので、乗馬体験もカフェ利用も予約をしたほうが確実だ。

オーナーさんは神奈川県横須賀市から小菅村に移住し、乗馬クラブで働いた経験を生かして馬を身近に感じてもらい、地域の活性化に役立てることを目指しているそう。

馬は「夢ちゃん」といい、馬かと思ったら、ポニー。「大きいので信じてもらえないんですがポニーです」と笑いながら夢ちゃんを紹介してくれました。

普段、地域の人が馬を身に来たりおばあちゃんが気軽に畑仕事が終わったら遊びに来るそうです。

子供はウエスタン鞍についているホーンを握る力があれば2歳でも乗馬可能、大人は体重70㎏以上の人は様子を見ながら90㎏まで乗れるらしいです。

林道乗馬体験

放牧場で少し基本操作「すすめ、とまれ、右、左」を練習してから、林道乗馬を1時間しました。うまカフェから民家の前を通り、少し舗装された山道の坂を夢ちゃんの背中に揺られながら、森林浴と、進むにつれて遠くの大きな山々がパノラマ風景で見えたり、楽しめました。

坂のアップダウンで馬の歩く振動が伝わり、鞍がブランケットの特殊な薄いものだったので、馬のぬくもりや筋肉の動きが伝わり、体幹トレーニングをしているようでした。

森の中ということで、虫の苦手な人はあらかじめ虫よけスプレーをしたほうが良いと思います。

ヘルメットをかぶるので、凝った髪型をしているとぺちゃんこになります。服装は動きやすいほうが良いですが、気にならなければスカートで乗ってる人も店内の「お客様の写真コーナー」で見たので安全が確保できれば格好は気にならなさそう。

馬が優しくて大人しいので、馬の上でいろんなポーズをしても大丈夫でした。

ゆっくり自然の中で馬との時間を楽しむことがテーマだそうなので、山梨県のいわゆる「外乗」の原っぱで馬と駆けるイメージではないです。

乗馬クラブで馬術の練習をしている人は、馬のタイプが全く違うのと、会員制のレッスンをしていないので、上級者向きではない。子供や初心者、乗馬クラブなどで疲れた人がゆっくり馬と過ごすことにぴったり。

小菅村の豆知識や、近隣の丹波山村、奥多摩の繋がりや情報も豊富なので、パンフレットやネットに乗っていない情報も聞くことができる。新しい観光ルートが開拓可能。小学校や中学校の団体もキャンプのアクティビティとして乗馬体験と馬を介したグループワークで受け入れ可能だそうなので、大人数の友達同士でも楽しめる。

うまカフェ

小菅村の鹿肉タコス、タコライス、丹波山村の鹿肉カレー、小菅村のジャガイモアイスが定番メニュー。ドリンクは一般的なコーヒー、カフェオレ、そして茨城県の「さしま茶」のレモンマートル緑茶を取り扱っている。もう少し一般的なカフェのメニューやスイーツを増やしてほしいと感じる。
予約があればディナーも可能とのこと。

隔週土曜日はアメリカ人教師の英会話カフェを開催しているそう。

☑ まとめ

奥多摩に乗馬施設はなかったが、少し足を延ばしてみると、近い中とされる小菅村に乗馬施設があった。

初心者向けの乗馬体験や、カフェ利用でゆったりとした時間を過ごすことができる。