冷凍庫を活用して食費を節約する方法!上手な家計のやりくり食費編

家計の切り盛りをする主婦にとってできれば安く抑えたいのが食費ではないでしょうか。かといって、食卓が寂しいとなんだかがっかりしてしまうもの。

豪華に見えるご飯をできるだけ安く作るにはどうしたらよいか?

今回の記事ではそんなお悩みを持つ方が今日から実践できる節約術をご紹介したいと思います。

冷蔵庫にものを詰めない

皆さんのお宅の冷蔵庫はどうなっていますか?

買ってきたもので溢れかえっている?

それとも何も入っていなくてすっからかん・・・?

今回私がオススメしたいのが後者。

え?冷蔵庫が空でどうしたら豪華に見えるご飯ができるの?と思った方もいるでしょう。

もちろん空っぽではいけないですが、冷蔵室には多くの物が入っていなくても大丈夫なのです。

むしろ、冷蔵庫で保管できる期間は意外と短いもの。

たくさん物を詰めていても、気づけば賞味期限が切れて捨てることに。。。ということを経験したことがある方は少なくないはずです。

必要最低限の量だけ詰めていれば、何が冷蔵庫に入っているかも見えやすく、無駄も減らせます。

冷凍庫を活用しよう

では一体どのように食費を抑えながら料理をするのか?

その答えが冷凍庫にあります。

冷蔵庫には物をあまり詰めすぎないようにしましょう、と上記で書きましたが冷凍庫は逆にパンパンにすることをオススメします。

冷凍庫に入れられるものは、市販の冷凍品のみならず幅広いもの。

まずは種類ごとにご紹介していきましょう。

主食系

ご飯

もちろん炊きたてのご飯が一番美味しいですが、食べきれない分は保温で炊飯器に残しておくのではなくすぐにラップに小分けにして冷凍しましょう。

パン

市販のパンであれば賞味期限が長かったりしますが、手作りやパン屋さんのパンには添加物が入っていないため、当日もしくは翌日までに食べるのがベター。

それ以外は食べやすいようにカットして冷凍しましょう。

粉物

お好み焼きやたこ焼きは焼いた後にラップで小分けして冷凍

おかず系

肉/魚(未調理)

スーパーなどで安売りをしていたら一回量に分けて保存袋に入れ冷凍庫へ

肉/魚

ハンバーグや鯖の味噌煮など、調理済のものも冷凍することができます。

夕飯に作ったものが少し余ってしまったときなど、ソースと一緒にジップロックなどに入れて冷凍しましょう。

野菜

きのこ類

石づきをとり、ほぐした状態で冷凍しましょう。

エリンギやしいたけなど、使いやすい大きさにカットしてもOKです。

えのきも石づきを落とした後半分くらいの長さにカットしておくと使い勝手が良いですよ。

葉野菜

キャベツは千切り/みじん切り/ざく切りにした状態で冷凍できます。

ブロッコリー/ほうれん草/小松菜

茹でて水気をしっかり切ってから冷凍しましょう。

にんじん・玉ねぎ・ピーマン

千切りやみじん切りにした状態で冷凍できます。

副菜

切干大根やひじき

これらは味付けした状態で冷凍できます。

直接ジップロックに入れたら菜箸などで線を入れて1晩冷凍しておくと固まった後もパキっと割れてすぐに食卓に1品追加できます。

いかがでしたか?

既に冷凍したことがあるもの以外にもそんなのも冷凍できるの?というのもあったかもしれません。

ポイントはすぐに調理できる状態にして冷凍することです。

せっかく安いときにまとめ買いしたお肉もそのまま冷凍してしまっては使いたい分だけ解凍することができず、結局全て解凍して使い切れなくなってしまうこともあります。

小分けにして冷凍することで無駄なく解凍できますし、後々調理の時短にもなります。

我が家では常にオムライスミックス(ピーマン・にんじん・玉ねぎのみじん切り)と焼きそばミックス(キャベツ・ピーマン・にんじん・玉ねぎのスライス)ときのこを冷凍庫に入れています。

これらがあればすぐにオムライスや焼きそば、野菜炒めに応用することができますし、きのこはお味噌汁に入れたり炒め物に加えたり、煮物に入れたりと応用がききますよ。

なぜ節約につながるのか

ここまで読んできて「え?冷凍だけで節約になるの?」と不思議に思った方もいるかもしれません。でもなるんです。理由をお伝えしましょう。

毎晩夕飯の献立を考えてスーパーに出かけたときにその食材が高かったらどうしますか?それを作ろうと思って買いにきているのでそのまま買う人も少なくないはずです。

もちろん急遽メニューを変更することもあるかもしれませんが、それに伴って買う食材がまた変わってきたりもします。するとその他のサイドメニュー分の材料だったりにも影響を及ぼすこともありますよね。

しかし、冷凍庫に安いときにまとめ買いしたあらゆる食材を常にストックしておけば食材が高いときにはそれらを使えばよし、安いときにはストックに回すということが可能になるのです。

野菜など、天候によって値段がコロコロ変わるので安いときにまとめ買いしておくと安心です。

また、野菜も切ったり加工した状態で冷凍しておくのでいざ夕飯の支度!となった時もそのまま調理に使えるので時短にもなります。

以上冷凍庫活用をした節約術をご紹介しました。

最近では冷蔵庫にパーシャル解凍の機能がついているものも多くあるので、それらをうまく使うことによって食材のロスや高騰した食材の購入を防ぐことができます。

今日から取り入れいられる方法ですのでぜひお試しください。