家庭菜園で玉ねぎを育てて食費を節約!一度ハマるとやめられない♪
家庭菜園で食費を節約!家庭菜園における野菜作り
毎日の買い物において、野菜の値段の変動は気になるものです。時期によっては大特価であったり、時期によっては高値だったり、状況によっては手に入らなかったり。野菜は決して安定して買えるものではありません。
でもそうはいっても、毎日の献立を考える上で欠かすことのできない野菜です。できれば安価でたくさん手に入れたいものですが、私のおすすめとしてはそれならばいっそのこと自分で作ってしまうことだと考えます。
実はもうかれこれ7年以上趣味で市民農園を借りて家庭菜園を続けております。最初は素人ゆえに様々な苦労がありましたが、次第に多くの野菜を作れるようになり、今では基本的な野菜は買うのではなく畑から収穫してくるという感覚でいます。
そのためスーパーで販売されている野菜などはいくら大特価とあっても買うことがないので高いとしか思いません。
それだけでなく、野菜を育て収穫することで多くの充実感を味わえますし、子供との共同作業により情緒教育にも大きく貢献すると思います。
ここでは基本的な野菜である玉ねぎの作り方を紹介します。
玉ねぎの植え付け(野菜作り)
献立を考える上で何かといろんな料理に使えて、オールマイティな存在である玉ねぎですが、植えてしまえば大変多くの収穫が可能ですし、方法によっては長期保存が可能な野菜です。
まず玉ねぎを植えるにあたり、苗を購入しますが、見た目は小葱程度の細いものがいくつも束になって園芸店やホームセンターなどで販売されております。店によりますが、私が購入するところでは約50本で300~400円程度で販売されていますので、換算すると一個当たり6~8円程度です。
その苗を土に植え付けるのですが、時期的には私が現在住んでいる鹿児島市内においては9月などの秋前に植えて5・6月ごろの夏前に大量に収穫するといったイメージでおります。
植え付けから栽培・収穫まで一見時間を要するように感じますでしょうが、基本特に玉ねぎの収穫後は天日干しすれば長持ちするほど保存のきく野菜のため、秋にたくさん植え付けて夏前に半年程度の量に匹敵する玉ねぎを収穫し保存しています。
ですからこの時点で半年間は玉ねぎを購入することを節約できるのでお得です。ちなみにそのコストも一度計算したことがありますが、スーパーなどのキロ単位の販売価格で換算しても十分元は取っていました。
植え付ける二週間前に石灰を土に混ぜ込みます。そして植え付ける一週間前にたい肥・化成肥料などを混ぜ込み、畝を作り、その上に黒いビニールのマルチをかぶせます。
このマルチには色んな利点があり、
①雨などから土を守り、常に土を柔らかく保つので根を張りやすく大きく育つ
②おおわれた部分が草の育成を阻害し、草取りの不便さを軽減する
③黒い部分が太陽光を浴び、土を温めるので育成を促す
など他にも数多くの利点があります。
そのため初心者の方はまずはこのマルチ栽培を多くの野菜の栽培に生かすことが成功のポイントだといえます。
そして等間隔に黒マルチに穴をあけて、そこに棒などを差し込んで穴をあけ、苗を一本ずつ差し込んで土をかぶせます。そして土に根が定着しやすくするためにたっぷりと水を掛けます。これで玉ねぎの植え付けは完了です。
玉ねぎの育て方(野菜作り)
その後は追肥をしっかりと行うことが大事です。追肥とは、ホームセンターなどで販売されているリン・窒素などが配合された肥料を玉ねぎの根っこ部分に撒くことであり、育てる上で大変重要な行程です。追肥するタイミングとしては植え付けてから25日後と、玉ねぎの苗が伸び出す時期の2回行います。
ちなみに私自身として失敗した経験があります。それは追肥のしすぎです。近くの野菜作りに詳しい方から言われたのですが、玉ねぎにはあまり肥料を与えすぎないこと。
なぜかといえば普段我々が食する白い部分は根ではなく実は茎の部分なのですが、その部分がうまく大きく育たなくなるからです。
理由としてはその上の緑の葉の部分ばかりに養分が偏ってしまい、茎の部分に栄養分がいきわたらなくなり、大きく丸く育たないのです。
私は最初この失敗のため、あまり玉ねぎが大きく育たないといった経験をしました。ですから極力肥料は与えず、2回ですがきちんとしたタイミングで行うことが大切です。
それと同時に大事なのが草取りです。植え付けた当初は苗自体も小さく、草の高さに負けるほどです。もし草取りを怠ると、土の中に含まれる肥料が幼い苗にはいきわたらず、ほとんどが草にとられることになり、大きく育ちません。
そのためこまめに草取りは必要ですが、マルチ栽培を行っていればこの作業もだいぶ軽減されますので便利です。草取りはこまめに行ってください。
玉ねぎの収穫(野菜作り)
春先になると小さかった苗も太く高く大きく育ちます。次第に葉の部分が大きくなるにつれ、植え付けた根っこ部分から白く太い玉ねぎの部分が外へ現れてきます。これは普段食する部分が食べられるサイズまで大きく育った証拠でもあります。
しかし収穫はまだです。収穫のサインとしては、緑の葉の部分がしおれて倒れる時です。5,6月頃になるとそれまで元気だった葉の部分が次第に傾きしおれてきます。それらがある程度倒れたころを見計らって栽培します。
収穫方法は簡単です。葉の部分をしっかり握って土から引き抜くだけです。すると白く大きな玉ねぎが土をかぶった状態で現れます。
収穫のときはできるだけ天気の良い日を選びます。前述にもありますが、天気の良い日に天日干しすると大変長持ちし、保存期間がながくなります。ですので天気の良い日に収穫し、1~3日程度風通しの良い場所で天日干ししてください。
ちなみに田舎などでは軒先の洗濯用長棒に結び付けたままにしている姿をよく見かけます。これがその方法であり、保存準備をしている最中だといえます。
玉ねぎのまとめ(野菜作り)
以上玉ねぎづくりの紹介をしました。
上述にもありますが、玉ねぎを作るだけでも十分元を取れますが、畑を利用して他にも多くの野菜を作れるので総合的に考えても野菜購入代を大きく節約できることが可能です。
ちなみに春は春キャベツ・ブロッコリー・じゃがいも、夏はトマト・なす・きゅうり・おくら・かぼちゃ、秋はじゃがいも・さつまいも、冬は大根・ニンジン・白菜・キャベツ・長ネギなどさまざま。
これだけの野菜がスーパーの販売価格より安価に、そして大量に作れるのですから。
そして一度はまってしまうと楽しい!
休日の過ごし方に家庭菜園はリフレッシュでき大変良いと思います。
ぜひお試しください。