いちごの見分け方 スーパーのいちごの鮮度と状態を見分けるポイント

冬から春が旬の大人気フルーツといえばもちろんいちご。最近ではスーパーで美味しいブランドいちごなども手軽に手に入るようになりましたね。旬の今、お買い物の際思わず買って帰る方も多いかと思います。

ところが持ち帰って翌日など、いざ食べようとパックを開けるてびっくり!無残にもカビだらけ…そんな経験はありませんか?パックに入れて販売されていることがほとんどのいちごですが果実は柔らかく傷つきやすいため、傷みやすく長期保存の難しいフルーツでもあります。

購入した当日にいっぺんに食べてしまえれば問題ないのですが、そうもいかないですよね。そこで今回は、少しでもいちごを美味しく長持ちさせるための方法をいくつかご紹介したいと思います。

いちごの見分け方 スーパーのいちご、鮮度のよいものの見分け方は?

まず基本的にスーパーで売られているパック売りのいちごですが、店頭に並んでいる時点ですでに鮮度が悪く傷むギリギリのものもあります。そういったハズレを気がつかずに購入してしまうと、翌日どころか朝買ってきたのに夜にはカビや傷みで食べられない!なんてショッキングなことにもなりかねません。

まずはしっかりと店頭で鮮度のよいいちごを選んで購入し、持ち帰ってから保存方法を工夫することで5~6日は美味しくきれいなまま保存しておくことが可能になります。

いちごの鮮度の状態を見分けるポイントとしては、

①ヘタが葉が元気で色がはっきりとした緑をしているか

②おもてやパックの裏側など見える部分に傷や茶色い部分、カビがないか

③赤がきれいで艶があり、産毛が生えているもの

以上を確認して購入するとよいでしょう。特に③の産毛はよく観察しないと見えませんが、新鮮なものほど多く残っています。また、あまりに白や緑っぽい部分が多いいちごも傷むかどうかは別として、甘みが少ないので避けた方が無難です。

いちごは柔らかく傷つきやすいため、お店に並んでいる時点ではきれいでも持ち帰る際に傷つけてしまうことも多いので、お弁当袋等をもらって他の商品とは別に入れて持ち帰るなどの工夫をされるといいと思います。

いちごのカビの原因は?

カビの菌というものは、胞子によって繁殖するためある程度条件が揃ってしまうと、いちごに限らず多くの食品はカビが発生します。特に20?30度がカビが繁殖しやすい条件となります。残念ながらカビの生えてしまったいちごに関しては危険なので食べることをおすすめできません。

いちごは傷んでる部分を取り除けば大丈夫?

ジャムにしたり、火を通してしまえば大丈夫なケースもありますが、カビの中には高温に強い種類のものもあるので安全とは言えません。もったいないですが、カビが生えてしまったら無理して食べずに捨ててしまいましょう。そうなってしまわないためにも、カビを生やさずに保存することが重要となってきます。

いちごの冷蔵での保存方法

カビの生える条件となってしまうため、残念ながらいちごの常温での保存もおすすめできません。

一番のおすすめは、野菜室での保存方法です。この方法なら買ってきたパックのまま保存がきくので手間も少ないです。この時、売られている際にかかっているフィルムははがしてしまいます。そうしたら、中身のいちごに傷みやカビのあるものが混ざっていないか再度内側の方まで確認しましょう。傷みのあるものを発見したら取り除きます。

きれいな状態のいちごだけ残して、パックをしっかりとラップで包みます。

この時、いちごを洗ったり水分をつけてしまうのはNG!ラップで包むことで乾燥は防げます。

また、手間を惜しまないという方は、一度パックからいちごを取り出しいちごを重ねずに並べられる容器に移し替えることで、さらに保存効果が高くなります。

柔らかくなったいちごはどうする?すでに傷んでしまっているいちごの保存法&活用法

しっかり選んで買ってきたけど、やっぱり中の方のいちごが柔らかくなっていた…なんて時や、頂き物でたくさんいちごがあって5、6日でも食べきらない!なんて時には、おもいきって冷凍するのも手です。

いちごは冷凍すると甘みが減ってしまいますが、調理用として活用すると、さほど問題なく使用可能です。ヘタをとり、水気がある場合はよくとってからジップロックなどに入れて冷凍庫で保存します。

3ヶ月程保存可能ですので、夏の暑い日に冷凍いちごと牛乳をミキサーで混ぜ合わせてフローズンストロベリーミルクにしても楽しめますよ!お砂糖なしでも美味しくておすすめです。解凍したものをジャムやお料理のソースに活用するのもいいと思います。

生のいちごにはかないませんが、いちごの酸味と甘みが様々な料理やデザートと相性バツグンなので、多少柔らかくなっているからといって捨ててしまうのはもったいないので、冷凍保存もぜひ一度お試しください。

いかがだったでしょうか?旬の終りかけではありますが、まだまだ楽しみたいいちご。いちごの状態を確認しながらそれにあった保存方法を選んで、長く美味しくいちごを楽しんでくださいね!