子供に読書の習慣をつけたい!独り読書へつながった娘の成長記録

子供に読書の習慣をつけたい

娘の3歳~小学6年生卒業までの、読書習慣についての成長記録をご紹介させて頂きたいと思います。

娘3歳

読書習慣を目標に、読み聞かせを始めました。

もっともっと幼い時に読んで あげたかったのですが、ジッと して いられない子でしたので、たまに絵本を読んでは関心の具合を計っていました。

絵から刺激を受け、絵から吸収している様子に、見る!が最初の キーポイントなのがわかってきました。

読む、聞かせる を一旦やめ、見る、楽しい!に重点を置き、想像力を育てる ことから始めることに しました。

絵を見せながら質問をし、「これ何だろ?何してるんだろう?」など問いかけながら、困った顔も見せたりして表情も工夫すると、娘も「何だろう?」と考え込んでくれました。

幼児期は、絵を見て想像を膨らませることが好きです。

生き物 図鑑に夢中になる お子さんも 多いでしょうね。

娘4~5歳

好奇心が芽生え、身近な生活場面を描いた物語に、興味を示して くれるように なりました。

それは、『うんち』についてや ばい菌など人体について、また家族について など です。

背景の自然の写真をうたった詩やポエムにも関心を示したので、私なりの解釈で いろんな表現の仕方で読んであげると、キャッキャ キャッキャ 笑って何度も読まされました。

娘 小学1~2年生

この頃に なると、興味の ある物を自ら手に取って読むように なり、初めて独りで読んだのは『ノンタン』です。

ノンタン は絵に動きがあり、お友達が たくさん登場し、ノンタンに妹が誕生し、兄妹愛があり、などなど、小さな子にも解り易い、メリハリのあるストーリーで、独り読書デビューのきっかけに大いに役に立ってくれました。

また意地悪をしたり、それを周りに指摘されたり、反省したりなど。一見 小児絵本ですか、シリーズの中には社会があって、道徳があります

《ノンタン 公式ページ 》
https://www.kaiseisha.co.jp/special/nontan/

母親が どんなに良いと思う本を与えても、当の本人に興味がなければ無駄になってしまいました。大人の目線で与えた絵本からは、強制を強いられ、その子の持つ好奇心や探究心を、抑えつけてしまうということに気づかされ ました。

《わんぱくだんシリーズ 公式ページ》
https://www.hisakata.co.jp/book/list.asp?s=003

小学一年生は、身近な社会に興味を持ち、良い事悪い事を学び始めます。

絵本を通して、マナーや道徳を学びます。

娘 小学3年生

そろそろ文字数を増やして厚みのある本も読ませたいな、など、欲がでました。出だしをある程度 読んであげて、のめり込んだところで本人に手渡してみる、という試みをしてみました。

物語が展開し始めるまでの少しの間は退屈だけれど、必ず面白みが出てくることを理解した娘は、物語の展開を心待ちにし、それを楽しむように なりました。しかし、厚みのある本に疲れて本が嫌になっては かわいそう なので、幼児絵本と半分づつ手元に置いて あげました。

《まじょ子シリーズ 公式ページ》
http://www.machiko-fuji.jp/books-witch

娘 小学4年生

この頃になると、読みたい本がはっきりしていて文字慣れもし、150ページ以上の小説も読むようになっていました。

《マジックツリーハウス 公式ページ》
http://kids.mediafactory.co.jp/magictreehouse/

これはファンタジー小説で、子供達の冒険から始まり、助け合いや達成感などが得られます。物語の展開に引き込まれ、1時間かからず読み終えました。

中・学年の娘は、枠にはまった お行儀の良い物語を卒業し、ファンタジーに のめり込んで行きました。冒険物の小説では、あらゆる熟語が使われるので、いろんなジャンルの言葉に触れて、物知りになって行きました。

反対に、絵で見て学ぶ、理化学的な学習本にもはまり、地球規模の探究心も育って行きました。

《サバイバル シリーズ公式ページ》
https://publications.asahi.com/original/shoseki/sv/

これにより、理科が得意科目になりました。

中・学年になると、嗜好が確立し、積極的に好きな本を探して読むので、将来の方向性が見えてくるような気持ちに なります。例えば生き物・科学を好むから、理系だなぁ、とか、文学的要素を好むなら、国語が得意なんだなぁ、なんて、母は嬉しくなります。

娘小学5~6年生

高学年になると、身体の変化や思考力の成長から、関心が、恋愛や サスペンス物の小説へと移行して行きました。

中学生や高校生の、学園物の小説が好きになり、学園物のホラーを特に好んで読みました。内容重視で250ページくらい も、あっという間に読み終えて しまいました。

《泣いちゃいそうだよシリーズ 公式ページ》
http://aoitori.kodansha.co.jp/series/naichai/

高学年になると、理解と判断力、またその速さ が身についています。

本を読んでいると、いろんな能力が育まれていることに痛感させられます。

●岡田淳 作品集
https://www.ehonnavi.net/sp/sp_author.asp?n=1771&spf=1

分厚い辞書のような児童文学 作品を手掛け、ストーリーが深く、クスッと笑える展開が面白さ、癖になる物語を世に出す人気作家さんです。

分厚い本なのに読み始めたら止められない!分厚い本デビューには、是非 岡田淳作品をお勧めしたいと思います。

☑ まとめ

本人の興味・関心に寄り添うことが、独り読書へとつながる、ということがわかりました。

厚い本は、初めの数ページを読んであげると、親しみが わいてスムーズに物語に入って行けるように なりますよ。

参考に なりましたでしょうか。