毛虫を予防する時期と対処の仕方&毛虫の洗濯物対策と予防法をご紹介

毛虫を予防する時期と対処の仕方①

農業関係の仕事に携わっているので、農業的な観点からお話しすると、毛虫の発生時期は春先から秋口にかけての発生が多いです。

特に春と秋は子孫繁栄のためか、大量発生する事が多く、その時期に蔓延させてしまう事が多いと思われます。

予防方法についてですが、毛虫だ!と目に見てわかる大きさになると、薬剤の効果はほとんど期待できません。なので、お箸などで摘んで回収して殺していくしか方法がありません。

もし、薬剤で予防をするのであれば、体長が1センチ程度までの大きさに薬剤散布をしてみてください。

また、毛虫が発生しているということは卵をたくさん産んでいるので、孵化時期が変わってくるので1週間に2回など散布して様子を伺うことをオススメします。

毛虫を予防する時期と対処の仕方②

私の実家には大きなウメの木があり、春になるとよくイラガの幼虫が発生していました。この、刺されるとものすごく痛いイラガはウメやサクラ、カキなど何にでもついて、大変厄介な害虫です。イラガは繭の状態で越冬するので、幼虫が発生する前に駆除する必要があります。

駆除する時期としては、年に2回、一回目は夏から秋にかけて、2回目は春、新芽が出た頃に殺虫剤を噴霧するとイラガの発生を防げるようです。これを怠ると、大量発生して葉脈を残して葉を食べ尽くしてしまいます。

イラガは年2~3回発生するので、もしも幼虫を見つけたら、すぐに幼虫が小さいうちに駆除しないと、大きく成長してからでは薬剤の効果も低下するので、薬剤を使う場合は、幼虫が小さなうちに駆除することが大切なようです。

毛虫の洗濯物対策と予防法①

毛虫が出る時期になったら、洗濯物に注意が必要です。直接毛虫がいた場合は、素手では絶対に触らないようにすることです。払い落とすか、棒などで取り除きましょう。

ちなみに直接付いていた場合は、洗い直した方がいいです。どこをどう歩いて行ったのか分からないからです。直接毛虫が付いていなくても、毛虫が出る時期は、洗濯物を取り込む時に、払ってから取り込むようにした方がいいかと思います。

毛虫の毛に触れるだけでかぶれてしまうからです。毛虫の毛は、風に舞って飛んできます。毛虫自体に触れていなくても、飛んできた毛に触れるだけでかぶれてしまうのです。ですので、念のために振り払ってから取り込むようにするのがいいと思います。

毛虫の洗濯物対策と予防法②

洗濯でどうこうする以前に近くの木を確認し、毛虫がいないようであればそのまま洗濯物を干して問題ないと思う。

ただ、春特有の強風で毛虫が飛ばされてきて衣類に付着する可能性も否定しきれないので、取り込む前に確認をする必要がある。

付着していた場合、ピンセットなどを用い、素手で触らないように気をつけるべきだと考える。

もし近くの木に毛虫が確認できた場合、対応策として網掛けなどを用い外から毛虫が侵入しづらい環境を整備するか、比較的風が穏やかな日にまとめて洗濯する、それが難しい場合部屋干しで対応するなどが考えられる。

香りの強い柔軟剤を用いれば、虫が嫌がって近寄ってこない可能性もあるので、対策の一つとして有効かもしれない。