オキシクリーンは洗剤の革命!お風呂のカビも撃退できる魔法の洗剤

オキシクリーンとは、酵素系漂白剤です。

粉末タイプの洗剤で、当初はコストコのみで販売されていましたが、徐々に人気が出てきて、今ではバレティショップやドラッグストアでも購入可能となりました。

そんなオキシクリーンの活用法について、私は実践している方法について紹介していきます。

お風呂場・浴槽掃除にオキシクリーン!

普段からこまめにお風呂掃除をしていても、毎日使う場所、そして湿気や石鹸カスなどで家の中でも汚れやすい場所、それがお風呂です。

お風呂でのオキシクリーンの活用法についていくつか紹介します。

1、オキシクリーンでカビとり

タイルの目地やちょっとした隙間にすぐに生えるカビですが、市販のカビとり洗剤を使う方法もあります。しかし。オキシクリーンでも対応可能です。

粉末のオキシクリーンに少量のお湯を加え、かき混ぜてペースト状にします。それをカビが気になる部分に塗るだけです。

ラップを貼り付けておくと液だれもなくカビとオキシクリーンが密着するのでオススメです。

2、オキシクリーンで追い焚き用の配管の掃除

目には見えないですが、意外とカビや湯垢がたまりやすい部分です。

掃除の仕方は45℃程度のお湯(入浴用のお湯より少し熱め)を追い焚き口の高さより少し多めに溜めます。

そこにオキシクリーンを投入し、追い焚きをかけます。すると、追い焚き口からカビがどんどん出てきます。

出てきたカビは網ですくい、溜めていたお湯を捨てたら、今度は水を同じくらい浴槽にはり、追い焚きをして、配管の中をすすぎます。

これを何度か繰り返して完了です。我が家では数ヶ月に1度くらいのペースで行っています。

最初にお湯を溜めた段階で、お風呂用椅子や桶などの小物も一緒につけておくとまとめて掃除できるので便利です。

クッションフロアの掃除にオキシクリーン

オキシクリーンを薄めにお湯で溶いた「オキシクリーン溶液」をバケツに作ります。これに雑巾を浸し、かたく絞って拭き掃除をすると、黒ずみが取れて新品のような鮮やかな色が戻ります。

目地の部分は柔らかめの歯ブラシにオキシクリーン溶液をつけてこすると黒ずみがスッキリと取れます。

あまり硬いブラシを使用すると傷になったりザラザラになってしまうので、我が家では子供が使い古したものを使っています。その後真水で濡らした雑巾で拭いた後、乾拭きをして完了です。

クッションフロア用のワックスを塗るとツヤが出て新品のようにピカピカになるので、時間と体力に余裕があったらぜひやってみてください。

シンクの消毒、掃除にオキシクリーン

ステンレス製のシンクを使っているうちにどんどんツヤがなくなり、水垢などの汚れがついてきます。使うたびにクレンザーなどで掃除をしていてもなかなか細かい部分まで行き届かないのが現状です。

そこで我が家は、定期的にオキシクリーンで一気に掃除しています。方法は、まずはシンクの排水口を塞ぎます。

排水口の蓋があれば良いのですが、蓋がないタイプの場合は、排水口についているごみ受けをビニール袋でくるみ、元どおり排水口にセットしておけば若干の水漏れはあるものの、蓋がわりになります。

そこにお風呂掃除の時と同様、45℃程度のお湯を張り、そこにオキシクリーンを入れ、2時間ほど放置します。この時、三角コーナーやスポンジ、コンロの五徳なども一緒に入れてしまいましょう。

その後、水ですすいだら完了です。

シンクはピカピカ、ついでにキッチンの周辺器具も一緒に洗えて時短にもなります。

キッチンはリビングなどの生活空間とつながっている場合は多く、匂いが気になる方もいるかもしれませんが、塩素系漂白剤とは異なり、刺激臭はしないので安心してお使いいただけます。

「アタック」などの粉末洗濯洗剤に似た香りなので、つけおき洗い中も不快な匂いはないと思います。

使用上の注意

洗浄力の強い洗剤なので、肌の弱い方は手袋をはめてから作業してください。すすぎ残しがないようにしっかりとすすぐ事も大切です。

保存上の注意

小型の容器で販売されているものはそのまま保存ができますが、コストコで販売されているダンボールに入った商品はしけってしまい、塊になってしまうので非常に使いにくくなります。

そこで容器に移し変えて使うことをオススメしますが、この時決して密閉容器には入れないようにしてください。なぜなら、オキシクリーンは「酵素系」の漂白剤です。微量ですがガスが発生しています。密閉容器に入れてしまうと、このガスが充満し、容器の破裂など、思わぬ事故の原因となります。

私がオススメする詰め替え用容器は100円ショップなどで販売している小型の「米びつ」です。

一人暮らし用のものでおそらく5キロ程度の大きさではないでしょうか。

これは密閉容器ではなく。ある程度隙間があるので、ガスが充満することはありません。また、口が広いので、付属の大きなスプーンでもオキシクリーンを取り出しやすく。こぼしにくいので便利です。

キッチンと洗面所、それぞれに1つずつ置いています。

☑ まとめ

様々な用途に合わせた洗剤は売っていますが、洗剤の数が増えるとスッキリ収納できませんね。また、使い切れず使用期限がきてしまい、結局無駄になってしまった、という経験もお持ちの方も多いと思います。

オキシクリーンは上記以外にも洗濯にも使えるので、非常に使用範囲の広い洗剤です。

一つあれば色々と使えるので、常備しておけばあらゆる部分の掃除に使えるのでとても便利な商品です。