「猪名川花火大会 2019」打ち上げ場所と穴場ポイントをご紹介します

猪名川花火大会 2019

「大阪府池田市・兵庫県川西市共同開催。猪名川花火大会」

北摂・大阪府と兵庫県の境目に流れる、淀川水系の一級河川猪名川。

その河川敷で、戦後間もない昭和二十四年からほぼ例年欠かさず開催される、長い長い歴史と伝統を誇る花火大会があります。

その名も「猪名川花火大会」

毎年工夫と趣向を凝らした演出と迫力のある花火で、開催場所である川西・池田両市民のみならず、隣接する伊丹・宝塚・豊中の人からも愛される北摂の風物詩。その魅力をお伝えいたします。

猪名川花火大会は、毎年約十万人を超える人手!

猪名川花火大会2019 開催日/開催時間

猪名川花火大会は、毎年8月第3土曜に催されます。

☑ 2019年 令和元年は、8月17日開催

☑ 打ち上げ時刻

19時20分~20時20分と短い間ですが、技法を凝らしたバラエティー豊かな花火が連続して上がる光景は、圧巻の一言に尽きます。

小雨決行、大雨は翌日に延期となりますが、荒天以外ならば大体決行される場合が多く、15時に市からの発表があるまではどうなるかわかりません。

もしも不安ならば川西文化・観光・スポーツ課及び池田市空港・観光課またはテレドームの当日音声案内のどれかの電話番号にかけると自動音声が教えてくれます。

猪名川花火大会アクセス方法

会場は池田側(池田市桃園一丁目・二丁目付近)と川西側(兵庫県川西市小花二丁目・下加茂一丁目付近)の二つありますが、どちらから入っても問題なく花火を鑑賞できます。

猪名川花火大会 混雑状況

北摂は南大阪と比べ極端に娯楽が少なく、そのせいなのかたまに規模の大きいイベントがあると、人がこぞって集まる傾向にあり、イベント会場及び屋台周辺は大体人混みで大変なことになりがちです。

猪名川花火大会 交通規制

猪名川花火大会もその例に漏れず、開催時間が近づく18時台などは最寄り駅である池田駅・川西駅共に殺到する見学人で溢れかえっており、18時頃の時点で既に交通規制・車両通行止めが始まるほどです。

猪名川花火大会会場周辺 駐車場

会場である猪名川河川敷には駐車場はないので、池田駅か川西駅に車を停めて徒歩で向かう他ありません。

最寄りの阪急電鉄川西能勢口駅・阪急電鉄池田駅から徒歩で約10分、JR川西池田駅からは徒歩約15分と距離自体は大したことはありませんが、上述したように多くの人が会場に訪れるため、その道程も大勢の観客でごった返しています。

車や駅から来る場合は、人混みを懸念して屋台が開かれる17時台に河川敷を訪れるか、16時前後に池田駅・川西駅に到着をお勧めします。

尚会場で場所取りが許されるのは16時30分からなので、それ以前に会場を訪れて場所の確保をしても無為に終わる可能性があります。

猪名川花火大会 有料席チケット

猪名川花火大会は河川敷で開催されるため、有料観覧席というのはありません。

自前でブルーシートを準備して会場に向かってください。

猪名川花火大会 屋台

二か所ある会場では池田側の方がより屋台が多く、近くで花火の観賞ができるのでおすすめですが、人混みが苦手な方には比較的人の少ない川西側からの観賞を推奨します。

屋台は300前後と数も豊富で、料理系は軽食からスイーツ、ゲームは定番のスーパーボール・金魚掬いからダーツまで幅広く、屋台だけでも充分に楽しめます。

しかし人混みが苦手な方は、やはり屋台に足を運ぶのも大変辛かろうと思います。

最寄りのJR福知山線川西池田駅・阪急宝塚川西能勢口駅近辺には阪急百貨店を始めとする商業施設が、阪急池田駅にはダイエー等商業施設やミスタードーナツ、ロッテリアなどの持ち帰り可能な飲食店がありますので、そちらで花火のお供を調達して会場まで向かうのも手です。

また池田・川西両会場のすぐ側には、近隣住民がよく利用するコンビニがありますので、そちらの利用もおすすめします。

トイレ情報

そしてこういったイベントで一番気になるのは、やはりトイレ事情だと思われます。

猪名川花火大会は野外で行われる会場ですが、幸い公衆トイレは複数設置されています。

ですが古くからあるトイレなので大変汚く、また現場は相当な人手で混み合うことは避けられません。

事前に最寄り駅で済ませて来るか、一度その場を離脱してコンビニのトイレを借りてきたほうが良いでしょう。

何回か書かせて頂いた通り、猪名川花火大会は猛烈に混みます。

打ち上げ開始前・花火終了後には河原が人で埋め尽くされます。

親子連れ・カップルで来られる方は、家族や大事な人と逸れないように細心の注意を払ってください。

猪名川花火大会 穴場スポット

花火は河川敷から直接打ち上げられるので、前に進めば進むほど迫力のある花火を観賞できますが、屋台に用がない・花火を近くで見られなくても構わないという方には、会場からやや離れた五月山秀望台(五月山ドライブウェイ料金所から5分、駐車場に車を止めてから徒歩5分)

荒牧バラ公園(阪急宝塚線山本駅下車徒歩20分。車では中国自動車道宝塚インターチェンジから東へ10分)

イオンモール伊丹駐車場屋上(JR伊丹駅デッキから直通。他)等から鑑賞をお勧めします。

服装については特になにもないですが、人だかりでも動きやすいような服装、野外であること、八月中旬ですので蚊を含めた虫刺されの対策・予防をしっかりと。

~最後に~

長々と書かせて頂きましたが、いかがだったでしょうか?

毎年毎年大変な人数でひしめき合う花火大会ですが、そのぐらい地元民が楽しみにしているイベントでもあります。

種類豊富かつインパクトある花火も、もちろんのこと家族・友人・恋人同士で仲睦まじく花火を鑑賞しつつ、屋台の食事に舌鼓を打つ人たちを眺める……通りすがっただけ、見てるだけでも幸せな気持ちになれるイベントです。

一夏の思い出作りに、足を運ばれてみてください。