40代で不妊治療成功!妊娠までの2年間の費用はトータルで60万円!

40代で不妊治療成功!不妊治療を経て無事妊婦になってから気付いたこと

私は、41歳の主婦です。現在、2年間の不妊治療を経て妊娠に至りましたが、不妊治療中にあった良かったこと・後悔したこと様々な出来事が思い出されます。

長かった不妊治療、仕事との両立

私は、38歳で結婚して今の町に引っ越してきました。実家から50分と比較的近い場所で同じ県内になります。高齢ではありますが、やはりきちんと段取りを踏みたいと考え、結納・仕事を退社(通勤するには遠い為)・入籍・引っ越し・再就職・挙式 披露宴・新婚旅行という流れで結婚から新生活までの流れを踏んでいきました。

新婚旅行でハネムーンベイビーを目指して妊活を始めた頃には39歳になっていました。それから2ヶ月半夫婦で妊活をしましたが授からず、高齢の為気持ちが焦りすぐに近所にある親戚にも勧められた有名なレディースクリニックを受診しようと思い、早速電話しました。

すると、初診の予約は1ヶ月先になります と一言。1日でも早くと思っていた私は驚きました。患者さんがそんなにも多いのかと、焦りを感じ落ち込みました。

しかも、来月の1日か2日に電話で予約しないとすぐ埋まってしまいますとのこと。この日から、仕事と妊活との両立の生活が始まりました。全ての予約が1ヶ月先しか取れないわけではなく、初診と一部の検査を除くと通い始めてからはスムーズに予約が出来ました。最初に行ったのが、不妊治療の最初にやる検査です。

その中でも卵管造影検査が印象的でした。受精卵が子宮にたどり着くために通る道の卵管が、塞がっておらずきちんと通っているかを確認する検査です。卵管にチューブ上の物を入れ膨らませて検査します。今までに感じたことのない感覚。とても苦しくて、二度とやりたくないというのが正直な印象です。

無事卵管が通っていることを確認し、本格的に不妊治療がスタートすることになりました。まず、タイミング法をすることになりました。

タイミング法は、排卵日を先生が予測してくださり、排卵日の1~2日前に主人と性交をするという比較的自然妊娠に近い治療法で通院日数も、月に2~3回 支払いもトータル3000~4000円で済むのであまりかからず、仕事終わりに行ける距離であれば仕事との両立も問題なく出来ます。

私は、タイミング法を5回行って妊娠しなかった為、次のステップの人工授精に進みました。その後、体外受精に進んだのですが体外受精は金額が高額になるのと、全身麻酔を行うので体に負担がかかる為、事前に説明会への参加が必要になります。タイミング法を始めて間もない頃、先生の強い勧めで1年くらい先に予定している説明会への参加申し込みをしました。

まさか、自分が体外受精にまで進むと思っていなかった為、この時申し込んでいて本当に良かったと思いました。説明会の頻度が少ないため、体外受精をしたいと思ってから申し込むと、なかなか施術までたどりつけません。体外受精は、精子と卵子をシャーレの中で受精・培養させ子宮に戻す治療法です。

人工授精は、排卵日に主人に精子を取って保存容器に入れてもらい、病院で直接子宮に精子を入れて貰う治療法です。私は、生理周期が定まっておらず、毎月2~7日くらい前後するので、排卵日の特定の為に2日~3日続けて通院する日もありました。金額も少し上がって、月トータル約3万円くらいです。

人工授精当日は仕事を休まなければならず、休めない場合は月1回の人工授精のチャンスを逃してしまい、残念な思いを何度もしました。体外受精に進むと、色んな方法がありますが、私の場合1週間くらい毎日注射をしに病院に通いました。

自宅で自分ですることも可能ですが、自己注射用の注射器代が高い為病院でするより高額になります。

飲み薬や膣座薬など新しい薬も加わり、月トータル約60万円くらいと負担金額も跳ね上がります。但し、これは市からの助成金が出ることが多いので市によりますが、半額くらいの負担で済みます。タイミング法や人工授精も市からの助成金が出る場合があります。

説明会を聞いて、体外受精はお金もかかりますが仕事も人工授精のように月に1回の休みでは足りないと考え、仕事上のタイミングも合ったので退社することを決めました。人工授精のように、施術日に休みが取れずキャンセルするのは辛いと考えました。薬も注射も沢山して、そこまでの時点で15万くらい払っているのに、そこでキャンセルなんてとても考えられないからです。

こうした方が良い!妊娠するまでの生活

ここまで、不妊治療の内容についてざっくり話しましたが、仕事をしながら不妊治療をして気付いたことがあります。

私は、これまで病気もせず健康に毎日過ごしてきましたが、子供が出来ず妊活の為に仕事を辞めることになりました。年齢もありますが、若くても子供をなかなか授かれない方も沢山います。不妊の原因は、調べてもわからない場合も少なくないのです。だから、早く結婚して妊活を始めるのが1番ですが、それ以外には生活習慣を改め体を冷やさないようにしたり、規則正しい生活をして生理不順があれば直すよう努力するなど妊娠に向けて準備をしておくことです。

子供は、希望すれば誰でも出来る訳ではなく、タイムリミットがあるのです。当たり前ですが、40代より30代・20代の方が圧倒的に妊娠率は高いのです。私の住んでいる市は、43歳になるまでに不妊治療を始めないと体外受精の助成金は出ません。43歳以上ももちろん妊娠出来ますが、市からのサポートがなくなる為、安心して不妊治療が出来なくなるのです。

妊娠してから出産までの生活・節約方法

私は、仕事を辞めてから再就職も考えながら失業保険を約半年間貰いました。しかし、妊娠した頃には失業保険は貰い終わっていました。妊娠中期の今、日々節約の日々を送っています。買い物は、ネットでスーパーのチラシを見て割引やポイント率の良い日に行く。1週間の献立を決め、週に一度まとめて買う。週に何度も買い物すると、どうしてもついで買いで色々無駄に買ってしまうからです。

部屋の電気は、昼間はカーテンを開けて日が入る部屋は電気を付けない。お風呂は、主人が上がったら続けてすぐに入り、追い炊きをしないなどです。

外に働きに出ても良いのですが、妊娠してからの就職は採用する会社の方が、妊婦の体調面を不安視しなかなか決まらないそうです。体調も良い日と悪い日があり、悪阻はないですがちゃんと寝ても眠気がすごいです。万一、体調を崩して流産してしまったらまた妊活を一からスタートです。年齢的にも金銭的にも体の負担的にも絶対にそれは避けたいです。

これから先、出産・産後も大変な事が沢山あるかもしれませんが、まずは出産まで体に負担をかけないように気をつけ、出頑張りたいと思います。