カビが発生しやすい場所と対策!発生したカビの除去・掃除方法
カビの原因
単身赴任歴2年です。
家の中のことを何でも自分でやらないといけません。
日々暮らしに関する知恵がついてきております。2年間の経験を思い出しながら書きます。カビの原因は、湿気と、空気の流れの滞留の2点です。この2点を満たせば、容易にカビが発生し、繁殖してしまいます。
例えば、靴棚です。
私の家の場合、靴棚が台所の近くにあります。したがって、靴棚付近には、湿った空気が常にあります。この靴棚の戸を閉めたままにしておくと、湿った空気が靴棚の中に、ずっと動かずに滞留してしまいます。
1週間ぐらい、戸を閉めた状態にしておくと、せっかくの靴に白いカビが生えてしまいます。
また、洗濯物を部屋干しにすると、湿った空気が部屋の中に充満してしまうので、それが原因で、洗濯物自体がカビ臭くなったり、回りの衣類など部屋中に影響が拡散してしまいます。
その他、台所、お風呂場、トイレなどの水回りの湿気がカビの発生源となってしまいます。
カビの予防方法
1のカビの原因を踏まえると、カビの発生を防止するためには、湿った空気が滞留せずに、常に流れる状態にしなければなりません。
例えば、靴棚の場合、戸を5センチメートル程、常に開けておきます。かつ、台所の換気扇を24時間稼働しぱなっしにしておきます。すると、靴棚の中の空気が常に入れ替わり、カビの居心地が悪くなり、カビが発生しません。
また、洗濯物の部屋干しによる影響を少なくするためには、強制的に湿気を取り除かなくてはいけません。換気扇を稼働したり、部屋の窓を開けておくことも有効ですが、除湿器が強力な予防策と言えます。
その他、台所、お風呂場、トイレなどの水回りの湿気からの影響を減らすためにも、換気扇、窓開け、除湿器が有効な手段です。
カビが発生しやすい条件
1で述べたとおり、湿気と、空気の流れの滞留の2点が、カビが発生しやすい条件です。
空気の入れ替わりがない、動かない密閉状態に近い環境にしてしまうと、容易にカビは発生してしまいます。
部屋の窓は常に閉めたまま、換気扇は常にオフ、お風呂場の窓や戸も閉めたままで換気扇もオフという状態にするだけでもカビが繁殖しやすくなるのに、更に、部屋の中で洗濯物を干していると、カビの繁殖スピードを加速化させてしまいます。
カビが発生しやすい場所と対策
カビが発生しやすい場所は、湿った空気が滞留しやすい密閉状態に近い空間です。
お風呂、洗面所、台所、トイレ、靴棚、洋服ダンスといった場所です。対策は、空気の淀みをなくすことです。部屋の換気扇、風呂場の換気扇、トイレの換気扇など、家の中にある全ての換気扇を24時間フル稼働にします。
お風呂場に外窓がある場合は、外から空気が通りやすいように、開けておきます。お風呂場のドアも開けておきます。また、入ってきた空気が、部屋の反対側の窓の方向に流れ出るように、反対側の窓も開けておきます。
全開にしておくと、不要人なので、1センチメートル程度でも構わないので、開けた状態で外出するとよいです。部屋に洗濯物を干す場合は、除湿器の風をあてると、カビ臭さがしないとともに、部屋全体への影響を抑制することができます。
除湿器がない場合は、扇風機やサーキュレーターの風を当てるだけでも全然違います。効果が如実に表れます。
発生したカビの除去、掃除方法
靴の場合、濡れたタオルで吹き、ベランダで乾かします。
洋服の場合、エチケットブラシをかけた後、ファブリーズをかけます。その後、ベランダで日光と風にあてて乾かします。
あまりにもカビがひどい場合は、左記の方法でましな状態にしたうえで、クリーニングに出し、通常メニューよりも料金高めのハイクラスコースで頼んで、落としてもらいます。
ハイクラスコースで頼むと、クリーニング後の衣類には、カビ防止用のシートに包んでかえってきます。シートに包んだ状態のままにして、洋服ダンスに戻します。
あと、洋服ダンスの戸にハンガーを挟んで、隙間をつくり、空気がタンスの中に入っていけるようにしておいた方がよいです。靴棚同様に、空気の流れが生まれるようにしておくと、カビが生えません。
お風呂でカビが発生した場合は、カビキラーを布に染み込ませて、ゴシゴシこすります。
洗濯物にカビ臭さが染み込んでしまった場合は、部屋干し用の洗剤を普段よりも多めに入れて、洗い、干した後、除湿器と扇風機(若しくはサーキュレーター)をスイッチを強状態にして、風をあてます。そうすると、匂いがとれてきます。
1回でとれなくても、何度も繰り返していると、気にならないレベルまで匂いが取れてきます。
以上、私の単身赴任の経験を踏まえ、いろいろと参考になるかもしれないなということを、書いてみました。部屋の窓を開けておくべきと書いていますが、防犯上不安だという場合は、まねしないでください。
私の部屋は、6階にあり、マンションの構造上、隣の人でなければ侵入できないので、常に1センチメートルほど、窓を開けても、防犯上、不安な要素はないので、そうしているだけです。